気が向いたらアップロードを申請し、販売していきます。iBooksとkindleストアを予定しています。各作品ともストアの方で試読ができる仕組みになっていたように思いますので、中身はそちらをご覧ください。販売を開始したものから、順にリンクをはっていきます。

なお、私のパーソナリティに興味があるから作品を読んでみようという方は、小説や詩集よりも「郡青ひなた」をお読みください。

 

maiyuki / 白帆夕

執筆時期:2001年〜2004年

自分しか愛せない少年と、純粋さの象徴として描かれる少女達の物語。会津若松をモデルにした架空の街で、切なく美しく紡がれていく。

恋愛の狂気的な側面にスポットを当てて「Insane」という短編を書いたところ、これが評判がよく、「この路線で極力尖ったものを」との要請で書き始めた作品。出版社から求められているものが何なのかよく理解できず、おそらく最後まで理解できずに出版はお蔵入りに。(最も悪かったのは私の態度)
最終的には「とにかく綺麗で」という、いつもの耽美路線でいつものストーリー展開に落ち着き、おそらくは売れ線からは遠く離れた作品に仕上がった。とは言え、いい具合に尖っており、人間性を疑うような主人公は、私の悪い一面の鏡のようでもある。個人的には一番好きな作品。だからこそ、一番に出版したい作品。ある意味、この作品を世に出すために何年もの間闘ってきました。

 

旋律〜瞬間のmelody〜 / 秋川夕霧

執筆時期:2001〜2002年

幼少期の原風景と、それに囚われ続ける少年の、愛と幻想の物語。金沢八景と若狭湾周辺を舞台に、ひたすら風景を美しく、読む人一人ひとりの原風景に訴えかけるように紡ぐ。

大学の卒業制作で書き、何かの賞をもらった作品。この小説を書いたことで、地方への憧れがやたら強くなり、今の人生観の基盤みたいなものが出来上がりました。ある意味自分の世界観の王道で、「こういう世界を描きたい」というのを100%詰め込んだ作品。とにかく綺麗。

 

青の彼方 / 白帆夕

執筆時期:2005年

想いを残し死んだ若者たちが暮らす、死後の世界。それぞれの傷を見つめ、今ある世界を全うするために生きていく。

高野山の風景を思い出しながら書いた作品。重いテーマを扱うため、テンポよく軽いノリにしたのがよかったのか悪かったのか、ライトノベルのような文体になってしまった。主人公のトラウマが、あまりにも他作品と酷似してしまったため、最後の方を少し書き直してからのリリースとなりそう。2017年中に何とかします。

 

Spiral Blue / 白帆夕

執筆時期:2003年

閉鎖された世界で暮らす少年と少女は、世界の秘密を探るべく、脱出を試みる。太平洋岸某所をモデルにした架空の街で繰り広げられる、切ない恋の物語。

沙藤一樹の「X雨」の世界が気に入り、立入禁止区域で暮らす若者達を描きたいなと思ったのがきっかけで書いた作品。なるべくエンターテインメント性を持たせたくて、けれどもそういうのはやはり性に合わなくて、結局はいつもどおりの綺麗な小説に。