白帆夕 / 秋川夕霧

1997 SONY全国中高生ディスク&テープ大賞ベスト作詞部門
2000 幻冬舎 桜井亜美小説大賞
2007 福島県にて「郡青ひなた」創刊
2008 特定非営利活動法人ひなた創業
2012 株式会社ひなデジタル出版創業
2013 「郡青ひなた」などダイレクトパブリッシング開始

神奈川県生まれ。
思春期の衝動から詩と小説の執筆を始め、現実に気づかぬまま創作を続ける。
高校二年の時に作詞のコンテストで受賞したことをきっかけに、本格的にプロを目指し、芸術系の大学に進学。
大学では文芸創作を専攻し、賞の受賞と出版社での執筆で自信過剰となる。小説一本で生きていくことを決意し、就職せずフリーターに。
これが社会への不適合の始まりとなり、生まれ持っての性格の悪さや弱さ、実力不足と経験不足などから、大成せずに24歳で就職活動。
アンダーグラウンドな世界のライターとなるしかなく、一度でも社会の軌道から外れてしまったら、もう戻れないことを身をもって知る。
社会的にはゴミ、小説は出版社のシュレッダー、という日々の中で、他人も自分も人生を否定し始める。
学生の頃から青春18きっぷで全国を旅していた経験があり、日本の自然に対して独特の感性と価値観を持つ。そのため大学を卒業した頃から地方での生活に憧れており、2007年に縁もゆかりもないのに「わざわざ」福島県に移住。都市部である郡山市、小説の舞台に使ったことのある会津若松市などで暮らす。もちろん、東日本大震災くらいでは帰る理由にもならない。そもそも既に帰る場所もない。
しかしこれが人生を変える契機となり、県内で感じた新鮮な感動を文章にするようになったことから、ルポライティングを中心とした「郡青ひなた」を創刊。「会社ごっこ」を始める。この「会社ごっこ」こそが社会不適応な自分が生きていく唯一の道となっていく。

 

よくある質問

こんなの出して売れるんですか?

売れないと思います。資本主義の原理で動いているわけではないので、売れなくて構いません。自費出版なんてみんなそうだと思います。自分にとって商売以上の価値があり、また作品にそれ相応の自信があり、大多数に否定されても必ず誰かの心に届く、そう思うから出すのだと思います。
きっと誰かの心に届く、誰かの大好きな作品になる、それだけが願いです。

私小説ですか?(恋愛小説を書くということは恋愛経験が豊富なのですか?or 自分の経験なのですか? )

私はストーリーをゼロから作る人間です。私のパーソナリティとは何の関係もありません。小説の主人公は私の分身でも何でもありません。私は頭の中がお花畑なのです。ただ、人生観や価値観、恋愛観は出ると思います。そういう意味では過去の作品達ですので、極めて幼いものです。若い頃独特のキラキラした感性で全てカバーできています。

もう少し年齢相応の現実的な生き方はできないのですか?

皆さんのおっしゃるとおりだと思います。これは私の創作家としての人生を終わらせるための活動です。
社会からは完全に逸脱した人間なので、この歳で常識的な生き方を望んでも、世の中が許してはくれません。
私は自分で自分を生かしていくしか道がないのです。そう考えると、わりとこれも現実的な選択なのではないでしょうか。

国語教師でしょ?

はい。そっちが社会的には本職で、大切にしているものです。それを知っている人には心より、「いつもありがとうございます」と申し上げたいです。あなたのおかげでどうにか日本社会と繋がっています。アウトサイダーなりに。