
白帆夕 秋川夕霧プロジェクト
ダイレクトパブリッシングへの挑戦と実践
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白帆夕 / 秋川夕霧
神奈川県生まれ。14年にわたる福島県での生活を経て、現在栃木県在住。
思春期の衝動から詩と小説の執筆を始め、現実に気づかぬまま創作を続ける。
高校二年の時に作詞のコンテストで受賞したことをきっかけに、本格的にプロを目指し、芸術系の大学に進学。
大学では文芸創作を専攻し、賞の受賞と出版社での執筆で自信過剰となる。小説一本で生きていくことを決意し、就職せずフリーターに。
これが社会への不適合の始まりとなり、生まれ持っての性格の悪さや弱さ、実力不足と経験不足などから、大成せずに24歳で就職活動。アンダーグラウンドな世界のライターとなるしかなく、一度でも社会の軌道から外れてしまったら、もう戻れないことを身をもって知る。
社会的にはゴミ、小説は出版社のシュレッダー、という日々の中で、他人も自分も人生を否定し始める。
学生の頃から青春18きっぷで全国を旅していた経験があり、日本の自然に対して独特の感性と価値観を持つ。そのため大学を卒業した頃から地方での生活に憧れており、2007年に縁もゆかりもないのに「わざわざ」福島県に移住。都市部である郡山市、小説の舞台に使ったことのある会津若松市、二本松市の農村部などで暮らす。
これが人生を変える契機となり、県内で感じた新鮮な感動を文章にするようになったことから、ルポライティングを中心とした「郡青ひなた」を創刊し、2012年に株式会社化。せっかくなのだからダイレクトパブリッシングにも挑戦しようと思っているうち、いつの間にか2021年になる。
このサイトでは、ダイレクトパブリッシングの試みそのものをコンテンツとするつもりですが、書く習慣維持のため、少し雑記も書いていこうかと思います。サイト制作についてはもちろん、趣味のことなども。音楽鑑賞、演奏、旅行、写真、ドライブ、ミニ四駆、鉄道模型など多趣味なので、気の向くままに。
なお、ひなデジタル出版(自分の会社)がつぶれたら、こちらのサイトが仕事上の本サイトとなります。
WORKS
まずはひなデジタル出版で出す「郡青ひなた」と共に、この2作品をリリース予定です。AmazonやAppleを予定していますが、急遽ECサイトの構築を実験する必要が出てきたため、まずは自社で販売するかもしれません。固まり次第、販売サイトを掲載します。

maiyuki / 白帆夕
自分しか愛せない少年と、純粋さの象徴として描かれる少女達の物語。会津若松をモデルにした架空の街で、切なく美しく紡がれていく。
恋愛の狂気的な側面にスポットを当てて「Insane」という短編を書いたところ、これが出版社で評判がよく、「この路線で極力尖ったものを」との要請で書き始めた作品。出版社から求められているものが何なのかよく理解できず、おそらく最後まで理解できずに出版はお蔵入りに。(最も悪かったのは私の厚顔無恥な態度)
最終的には「とにかく綺麗で」という、いつもの耽美路線でいつものストーリー展開に落ち着き、おそらくは売れ線からは遠く離れた作品に仕上がった。とは言え、いい具合に尖っており、人間性を疑うような主人公は、私の悪い一面の鏡のようでもある。個人的には一番好きな作品。ある意味、この作品を世に出すために何年もの間闘ってきました。これを出さずに死ねない、私にとってそういう作品。

旋律~瞬間(とき)のmelody~ / 秋川夕霧
このペンネームの方が初期。こちらも一時期出版社から声がかかったのですが、「maiyuki」とは理由が違い、単に私の力不足でお蔵入りになった作品。いろいろ悔しかったので、「自分の作品は自分で出す」と心に誓うきっかけとなりました。
幼少期の原風景と、それに囚われ続ける少年の、愛と幻想の物語。金沢八景と若狭湾周辺を舞台に、ひたすら風景を美しく、読む人一人ひとりの原風景に訴えかけるように紡ぐ。
この小説を書いたことで、地方への憧れがやたら強くなり、今の人生観の基盤みたいなものが出来上がりました。ある意味自分の世界観の王道で、「こういう世界を描きたい」というのを100%詰め込んでおり、とにかく綺麗。
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